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閉塞隅角緑内障の禁忌薬について

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閉塞隅角緑内障は緑内障患者の約10パーセント程度とされており、比較的少ないタイプに分類されます。
この閉塞隅角緑内障の場合には、眼圧の上昇によって急激な発作が起こる危険性があるため、眼圧のコントロールが特に重要視されているのです。
このタイプの緑内障で禁忌薬とされているのが、抗コリン薬と呼ばれる薬剤です。
この薬剤には副交感神経を抑制する働きがあり、眼圧を上昇させます。
抗コリン薬の一例としては、血圧を下げる昇圧剤や不整脈の治療薬などが挙げられます。
このような薬剤を治療を受けていない閉塞隅角緑内障の方が使用すると、緑内障の発作を起こすことがあるのです。
緑内障の発作が起こると、激しい頭痛や吐き気、眼の痛みなどが現われ速やかな処置が必要になります。
治療が遅れると視力を失う危険性もあるため注意が必要なのです。
閉塞隅角緑内障の方でも、しかるべき眼科治療を受けている場合には、このような発作を誘発する心配は余り無いとされています。

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一方、緑内障のほぼ90パーセントを占める開放隅角緑内障の場合には、こういった抗コリン薬による悪影響は少ないというのが一般的な見方です。
従って、他の病気の治療においても禁忌薬は遙かに少なくて済みます。
ステロイド剤など一部の薬剤に注意をすれば、このタイプの緑内障は特に使用する薬を選ぶ必要はない訳です。
同じ緑内障でもこういった大きな違いがあるため、病気が発見された場合には自分がいずれのタイプであるかを医師に確認しておくことが大切になります。
緑内障は、無治療のまま放置することのリスクが非常に大きいと言えます。
閉塞隅角緑内障の場合には何らかの影響によって瞳孔が広がると、急な発作が起きる確率が大幅に上昇してしまうのです。
最近ではレーザーによる治療が広く行なわれるようになり、急な緑内障発作を防ぐことが可能になっています。
従って、早めに検査を受けて治療をしておくということが視力を守るためにも重要となるのです。

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